地域包括支援センターは、介護・医療・福祉の専門職がチームとなって、高齢者及びそのご家族からの相談受付、高齢者の見守り、心身の状態にあわせた支援を行う高齢者の総合的な相談・健康長寿の活動支援の拠点です。
〇〇地域包括支援センターの役割〇〇
その① 介護保険・その他サービス利用のお手伝い
『膝が痛くて買い物が大変になってきた。ヘルパーさんに来てもらいたいな』
『夫が入院してもうすぐ退院。ベッドがないと起きられないみたい』
『家の中で転ぶことが多くなって。廊下やトイレに手すりがあるといいな』
『介護施設を探したいけど、どんなところがあるか教えてほしい』
●ご自宅へ訪問し、ご本人の状態だけでなく、自宅の環境や家族の状況等をお伺いし、総合的な提案を
していきます。介護保険や宅配弁当などの市内各サービスをご紹介し、利用のお手伝いをします。
また医療機関と連携し、一緒に考えていきます。
その② 高齢者の見守り・地域との連携
家族より :『母が岡崎で一人暮らしをしていて、最近体調がよくないようで心配です』
民生委員より:『一人暮らしで心配な高齢者の自宅に訪問にいきたいのですが』
地域の方より:『災害時に備え、地域のお一人暮らしの高齢者の支援について相談したいのですが』
●一人暮らしの高齢者や地域の皆さんから「ちょっと心配」とご連絡いただいた高齢者が、いつまでも
住み慣れた地域で生活が継続できるよう、地域の皆さんとともに見守りを行っています。
その③ 健康長寿のお手伝い
『体力が落ちてきたように感じて不安。何かできることはないかしら』
『健康が維持できるための講座はないかしら』
●お住いの近くで行っている体操をご案内します。また、地域の方々にご希望の内容や予定を調整し、
健康維持や介護予防のための出前講座を行っていますので、お声かけください。
その④ 集いの場所づくりのお手伝い
『友達と集まる場所を作りたいねって話しているんだけど、どうすればいいいのかしら』
『健康体操を定期的にしていきたいねって友達と話していて。何かないかしら』
●元気でいきいき過ごせるまちづくりを、地域の皆さんと一緒に作っていきたいと考えています。
「何かはじめよう!」「何かはじめたい!」と思ったらお気軽にご相談ください。
その⑤ 高齢者の権利を守る
『お隣の一人暮らしのおばあさん、何か訪問販売で買ったみたい』
『最近夫が亡くなり、子どももいないので身寄りがいないの。身の回りの整理とかどうすればいいんだろう』
『隣の家から大きな声が度々聞こえるんだけど、おばあさん大丈夫かな。同居のお子さんも疲れてる
みたい』
●高齢者の日常で起こりうる不安や心配事について、様々な専門家と協力して支援します。成年後見
制度の紹介、消費者被害の相談だけでなく、高齢者虐待等も警察等と協力し、支援します。
その⑥ 認知症に優しいまちづくりのお手伝い
『今度地域の集まりの中で、認知症について話をしてもらえませんか』
『お隣の一人暮らしのおじいさん、久しぶりに見かけたと思ったら、パジャマ姿でコンビニにいたよ。
ちょっと心配だな。』
●「認知症サポーター養成講座」を対象年齢や要望に合わせ実施します。総代、学区福祉委員、
民生委員等の地域の皆さんと連携しながら見守り活動を行い、認知症になっても住み慣れた地域で
暮らすことができるよう話し合い、共に考えていきます。
その⑦ 基幹的な役割
市内の包括支援センターの求めに応じ、助言等を行い業務の支援をします。
お問い合わせ先
岡崎市社会福祉協議会地域包括支援センター
住所:岡崎市康生通南3丁目56番地
岡崎市社会福祉協議会サービスセンター内
月曜~金曜 午前8時30分~午後5時15分(国民の祝日及び12月29日~1月3日は除く)
電話:0564-23-1105
FAX:0564-23-7820
※電話相談、訪問相談も行っております。相談料は無料です。お気軽にご相談ください。